私たちについて

私たち「Rugby Support One(ラグビーサポートワン)」は日本のラグビー界における、事故に遭ってラグビー選手から障がい者になってしまった方々を孤立させるのではなく、”当事者同士がつながる”独自のネットワークを作り、支援していくために創設した組織(団体)です。


事故予防につなげる

事故情報のリサーチグループを立ち上げました。事故予防のために情報を分析し、事故防止の情報や留意点を発信し続ける必要があります。啓発活動、講習会等の依頼も受け付けます。

当事者相談窓口

事故後には被災者本人や家族は孤立しやすくなり、指導者は慣れない事故対応に追われることになります。当事者の相談窓口を設けることで、事故経験者による実態に沿ったサポートを行います。

基金設立にむけて

諸外国では既に様々な組織がラグビー基金を設立しています。我が国のラグビー界全体での被災者に対する経済的支援に向けて基金の設立を計画しています。

事故被災者について

様々な状況で事故が発生した場合、怪我や障害を負った方々を被害者、怪我を負わせてしまった方々を加害者と呼ぶ場合があります。

スポーツには一定の怪我のリスクが存在しています。そのため、スポーツによる重篤事故の多くは偶発的なものです。ラグビーはその特性上、フィード上で大人数がボールを取り合い、コンタクトが発生するスポーツです。誰もが怪我をする可能性があり、また怪我をさせてしまう可能性があります。

Rugby Support Oneでは、事故に遭った人を事故被害者ではなく、事故被災者と呼称し、それによって「偶発的なスポーツ事故に加害者はいない」というメッセージを体現したいと考えています。

事故当事者について

事故当事者とは、事故に遭った本人や家族を指す場合が多いです。しかし、事故によって影響を受けるのはその人だけではありません。事故を目の当たりにしたチームメイトや、自らの責任を感じ、精神的にダメージを負った指導者など、スポーツ事故はその事故に関係した多くの人々に遺恨を残すことになります。

Rugby Support Oneは、事故を目の当たりにした選手や指導者を含め、事故当事者と呼称し、その人々の精神的なサポートも担っていきたいと考えています。